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アニメ・コミック

2017年9月24日 (日)

天使の羽根を踏み躙れ

ネットの記事を読んでいて思ったのですが――
スーパーファミコンのRPGをランキング形式で発表する場合しなければならないことは、
何の再発見もない平凡な結果が出ないようスクウェアとエニックスを排除することですね。

ドラクエとFFとマリオRPGが消えた上で聖剣もロマサガもクロノもガイア幻想紀もいなくなって俄然混戦ムードに見えるかもしれませんが、これでも『MOTHER2』『真女神転生』『メタルマックス2』『サンサーラナーガ2』『ブレスオブファイア』『大貝獣物語』など、各社選りすぐりの精鋭RPGが存在していたので……

語ろうとした『魍魎戦記MADARA2』がここまでしても10位圏内に入れません。
『エストポリス伝記3』や『シルヴァサーガ2』の評価を上げすぎたせいでしょうか?
もちろん『レディストーカー』もスクとエニ抜いたくらいじゃ圏外のままです

『魍魎戦記MADARA』は大塚英志原作の厨二テイスト溢れる名作ファンタジー漫画。
古代中華風の世界で摩陀羅たちとミロク帝の因縁の始まりを描いた摩陀羅壱がほぼ全てで、弐以降は時代が変わっても108度の生涯で戦い続ける宿命を受け継いでしまった転生者の悲哀を描いた一山いくらの外伝です。
それでも初代じゃないSFC版を好きな人が多いのは、きっとコナミが音楽面で本気出してたから。ツインビーボーカルパラダイスfeatマリ姉にCMソング「Lights~遙かなる旅立ち~」が入っていて大喜びしたのも私だけではないはずです。

その後、大塚氏は大風呂敷を広げて嫁さんである白倉由美作品(S-nery含む)まで世界観を共有しなくもないMADARA PROJECTでひとくくりにしてしまい、テレビドラマにもなった後のヒット作『多重人格探偵サイコ(1997~)』にもサブキャラながら摩陀羅と麒麟の転生体がそれとわかる外見で登場します。

電撃文庫の『摩陀羅 天使編(1994~97)』が昭和80年に世界の歪みの疑いがある裕仁帝を仕留めにいこうとして編集部都合による打ち切りにあっただけに、ここから摩陀羅の物語はどう続くんだろうと心配していたのですが
僕は天使の羽根を踏まない(2005)』で衝撃の事実が判明し、完結していました
既に宿命からは開放されたただの109回目の転生体とか予想できるかよっ!

こんな肩透かしを食らってもなぜか今でも摩陀羅シリーズは大好きです。
角川系雑誌で簡潔かつ読み辛い論文などを書き続けている大塚先生をescargot423は応援しています。

2017年4月 2日 (日)

あいきゅーが さがってるから しかたない

気づけば大人気アニメになっていた『けものフレンズ』も3月末に最終話が放送され、ネットの各所の賑わいが示す通り多くの人を「たーのしー!」で満たしました。

大長編ドラえもんのような安っぽいけど読んでいてワクワクする王道展開というのは、少しでもつたない面が出てしまうとありきたりな展開だとガッカリされてしまう、野球で例えるとど真ん中直球で三振を取るような高度な技術。感心することしきりです。

そのけものフレンズ、原作はソシャゲではなくKADOKAWAの企画。
よって放送中のグッズ展開が間に合わないかわりに角川の小説投稿サイトである「カクヨム」が二次創作を解禁し、盛り上がりを維持しようとしていたわけですが――

『けものフレンズ SS&川柳コンテスト』(←4/16締切)

SSはわかるとして、川柳ってどういうことなのでしょう?
誰でも気軽に参加できるよう最低限の文字数で投稿できるようにしたという意図なら別にわからなくもないというか抽選の図書カード狙いで詠んでみたいのですが、とあるルールのせいでハードルが変に高いのです。
TVアニメ「けものフレンズ」内のセリフを一言以上入れた川柳を募集します。
なにそれー(本音)。
つまりたった17文字の中にアニメで使われたセリフを混ぜなくてはいけません
私が好きなセリフは「おいしいものを食べてこその人生なのです」(21文字)でしたが、どう分解再構成してもこれを川柳の枠に収めるのは少し無理がありそうです。
このルールどう突破するのが正解? 部分抜粋かキャラ名でむりやり条件満たせばいいの?

と担当者の思惑がわからなくて愚痴ろうとしていたら、
痛快なことに投稿者の半数近くが募集要項ガン無視でした。セリフ使ってないww
そうだねIQ下がってるから三行以上は読まないよね
題材に対する素直な想いを句に込めることこそが重要という忘れがちなことを行動で示せる人がこんなにもいたことに敬意を評します。いいなぁこういうの。

2017年2月24日 (金)

けものはいても

巷ではいかにも低予算な実況向きの動物アニメが大流行しているそうです。

じわじわと増え始めた「日常系なのに登場人物が女の子だけで男子はせいぜいモブでしかない作品」が「美少女動物園」という蔑称で呼ばれていることは知っていましたが、本当に動物な女の子のアニメが流行るとは思いもしませんでした。

まあジブリですら女子高生にネコミミを生やす『猫の恩返し』をやったことがあるわけですし……というあたりで思い出してしまったのがこのアニメ。

『東京ミュウミュウ』(2002年・テレビ愛知 土曜朝8時放送)
先に述べたジブリの『猫の恩返し』や、人気アニメ『けいおん!』『ガルパン』などの脚本家として知られる吉田玲子さんが脚本と原作シナリオを担当した、いかにも低予算な実況向きの動物アニメです。

絶滅危惧動物(イリオモテヤマネコ・ノドジロルリインコ・スナメリ・ゴールデンライオンタマリン・ハイイロオオカミの遺伝子を埋め込まれて特殊な力を持った女子中学生たちが変身してエイリアンと戦うという、掲載誌が『なかよし』ということも含めるとセーラームーン亜種っぽい作品なのですが――

戦闘前の決め台詞が「地球の未来に ご奉仕するにゃん♪」な時点でどうかしてるのに、普段はチームの拠点である喫茶店・カフェミュウミュウでメイド服を着て(中学生らが)接客しているという圧倒的いかがわしさ。
……(放送時間帯を再確認しつつ)もしかして女児向けアニメではなかったのか?

予算不足なのか作画のほうは常に低空飛行ときどき墜落といった感じで、本来のテーマである環境保護を語る頃にはもう駄ニメ好きな実況民しか残っていなかったらしいです。



ほんとなんでこんなの思い出しちゃったんだろ。いやわかってるんだけど。
こっちは変身してケモミミが生えると髪で人間の耳部分を完全に隠してたんですよね
平然とネコミミ2個と人間耳2個を両立させてる『けものフレンズ』のサーバルちゃんを数週前初めて見た時どれだけびっくりしたことか。
(※爬虫類や水棲哺乳類にも平等に人間化で耳をつけたかったため大抵のフレンズは計4個にしているそうです。ほんとよく考えてるなぁ)