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経済・政治・国際

2018年5月23日 (水)

犬食べ家の一族

 スケキヨ丼を知っている世代にしか通じないタイトルだけど気にしない!
 北朝鮮と韓国の融和ムードが世界の注目を浴びている中で、日本だけが北への圧力(経済制裁)を主張し続けていてアメリカにまでもうちょい空気読めよーと諭されていたりしますが、北と南は譲れない部分が多すぎるからそのうち交渉決裂するという大前提で見れば、雰囲気だけ良くてもそんな理由で日本が北を思いやる筋合いはないから国益第一主義にもとづいて発言がワンパターンになるのは当然のことなんですよね。

 南(韓国)は一応れっきとした友好国で、北(北朝鮮)は社会主義陣営なあやしい独裁国家。民族単位で考えずに国単位で見ておかないと判断を誤ります。そんなわけで今日はネット上で必要以上に嫌われている韓国の話。

 基本的に国境を接する隣国なんてのはお互いやや険悪くらいがデフォなので、ビジネスライクな付き合いさえできていれば上出来なはずなのですが……
日本と韓国は2002年サッカーW杯の共同開催を起点に「建前の友好」が実態をかけ離れて大きくなってしまったせいで本音側も同様に偏り「嫌韓ブーム」なるものが生まれてしまいました。これはこれでおもしろかった。
戦前の不快な関係を差し引いても李承晩ラインから始まった領土紛争の当事者同士なんだから、無理やり仲良しっぽい雰囲気でゴリ押ししたらそうもなるってもんです。

 それでも昔はNAVERのenjoyKorea[自動翻訳の掲示板]を中心に言論の範囲内で楽しくケンカしていた日韓の暇人たちによって相互理解はそれなりに進んでいたのですが、猛者がラスク書簡(1951)のマイクロフイルムを米国の図書館から発掘してきたあたりで運営が保たなくなってenjoyKoreaは2009年で閉鎖されてしまいました。
朝鮮通信使が鶏泥棒をした証拠が韓国側から提示されたりするギャグ展開好きだったのになあ……。
※ラスク書簡:韓国政府が竹島の領有権を米国に請求し、そこは島根県だよと回答された公式書類


 今では扇動することそのものが好きな愉快犯が事実にもっともらしい嘘を混ぜることも増えだし、どこまでが本当か自分でソースを探すところから始めなければ普通に嫌韓を楽しむこともできなくなりました。
例えば、韓国のことわざとして日本で広まった「川に落ちた犬は棒で叩け」は魯迅の『阿Q正伝』が出典元なので韓国なーんにも関係ないですし、犬鍋を食べる風習も長野県民がイナゴを佃煮にするのと同程度のマイナー文化なのでそこまで特異ではありません。
デマなんて足さなくても時折トンデモな事をやらかして面白くなるのが半島なのに無粋ったらありゃしない。

嘘は嘘であると見抜ける人でなければ掲示板を使うのは難しい」というひろゆきの名言からはや18年、時代は進んでいるようで逆行していたのかもしれませんね。

2017年10月 1日 (日)

埋蔵金はありまぁす!

S-neryの話からまちばなしに繋げることができなかったので鬱憤晴らしに政治の話。

民進党が解党して希望の党へ合流しようとするゴタゴタが世間を賑わせていますが、注目したいのは誰が主張を曲げ、誰が受け入れを拒否されてざまあされるかなどではなく
解党したあと政党助成金がちゃんと返納されるかどうかです

政党助成法の規定に基いてまだ使っていなかった交付金は国庫へ返納。
2014年に分解した『みんなの党』ですら、冬支給分+残金8億2600万の計12億以上を返還してそんなにあったんだと話題になりましたね。

昨年度の民進党に交付された助成金は総額で97億4388万円なので、総選挙に備えた繰越金も考慮すると50億くらいは手付かずで残っていても不思議はないわけですが――
現時点での報道によると、前原党首と参院議員数名だけ名目上残して冬の交付金も満額受け取るそうです。民進党には地方議員も多いとはいえどういうことなの。

国会議員たった数名の弱小組織(予定)がこの数十億円の元税金を何に使っていくつもりなのでしょうか。
当然のことながら、よそからの出馬が決定している離脱組がこの予算に手を付けたら横領です。来年の返還額発表まで誰かが使い込まないよう注視していきたいですね。

※返還義務が完全消滅するまで議員が残り続ける可能性もあります。そこまではしない…よね?

2016年12月21日 (水)

北方領土問題がわからん

記事タイトルを「単冠鎮守府って択捉島にあるんだよね」にするかどうかで迷ったのはナイショ。

最近の報道で北方領土問題が気になってどうなれば勝ち目があるのか検索してみたのですが、歴史の授業で習ったあの単語たちに重みがありすぎて「なんで政府見解が四島返還狙いなのかわからない」ような状況に陥りました。

・ポツダム宣言受諾(1945年8月15日)
日本の主権が本州、北海道、九州及び四国並びに連合国の決定する諸島に限定されるという文言が重要。無条件降伏なのでカイロ宣言(1943年12月)の「領土拡張しないよ」を無視されても文句を言える立場ではないのが辛いところ。

・サンフランシスコ平和条約(1951年9月)
千島列島・南樺太の放棄。困ったことに千島列島(≒クリル諸島)がどこからどこまでを指すのかは明記されていない。
大日本帝国の基準だと今の北方領土より向こうが『北千島列島』という呼称だったので、直線上にない歯舞・国後はともかく択捉島は常識で考えて南千島列島。放棄しちゃってないか
吉田茂首相もこの受諾演説で「日本の本土たる北海道の一部を構成する色丹島及び歯舞諸島」という文言を使い二島だけでも維持しようとしている。
※ソ連はここ以外の部分で納得できなかったらしく条約に調印していないが、それを理由に放棄しただけでどこの領土でもない状態と主張するのは少々無理があると思われ

・日ソ共同宣言(1956年10月)
ソ連が『平和条約締結後』に歯舞群島及び色丹島を日本に引き渡すことを明記。しかし現在に至るまでその条約を結ぶことはできていない。


平和条約は不可侵破って攻めてきた上にシベリア抑留までやらかした国家と結ぶようなものじゃないから慎重なことを責めやしませんが、いくら米国からダレスの恫喝(1956年8月)があったとはいえ現在まで「北方四島は日本固有の領土です」という路線を貫いている外務省の方針には疑問が残ります。
相手の正当性があやふやであることに疑いはありませんが、60年以上前に吉田首相や重光外相でさえ諦めかけたほどこちらにも大義名分が足りていません。これならアラスカみたいに金で買える可能性を残しておかないときついでしょうに……
※向こうが中立条約(1946年4月まで有効)の失効理由にしている関東軍特種演習(1941年7月)は国境際でやったただのすごく怪しい軍事演習です。キレられる理由はない!